子供に識学を使ってみた話 ~剣道と識学~

最近、識学講師として稼働している中で、子供に対しても識学を意識するようになりました。
今回は、スポーツに対するアドバイスで意識していることをお伝えしたいと思います。


私の娘は今小学生で、剣道をやっています。毎週土日は稽古、練習試合、大会があり、親の私は引率で行くことが殆どです。
ちなみに私自身も中学生から剣道を続けていて、剣道経験者です。


例えば大会で、娘が次の試合で当たる選手の試合を見ている時、識学を学ぶ前の私は
「いいか、次の相手は技の切れ目に必ず手元が上がるから、その時に小手を打て」とか
「次の相手はこの技が得意だから、面は打つな」とか
ありとあらゆるアドバイスをしていました。

私が剣道経験者で、尚且つ小学生の試合となれば、勝つ為の方法は明確に分かるからです。
その結果
「わかった」
「次の相手はどうすれば良い?」
と毎回のように聞きに来るので、私も「勝てれば良いだろう」と毎回のように細かいアドバイスをしていました。
しかし、試合に負けた時娘は
「この技じゃダメじゃん!」とか
「言われた通り動いたけど打たれちゃったよ」とか
どこか自分に責任を感じていないような気がしていました。
今の私は、試合の相手を見て娘に
「どうすれば勝てると思う?」
「どうやって試合の流れつくる?」
と聞いています。


娘は
「相手が小手得意だから、手元に注意して攻めて、打ってきたところを応じ技狙ってみる」
「鍔迫り合いが得意だから、長く付かないですぐに離れて、その時に技狙ってみる」
と言うようになり
負けた時は
「返し技打ってみたけど、上手く返せなかった」
「離れ際の技が上手く決まらなかった」
と、自分の責任として捉えるようになっていました。
そしたら、次勝つにはどうしたら良いと思う?と聞くと
「小手の応じ技を練習して上手くなる」
となるわけです。

前者と後者の違いって分かりますでしょうか?


前者は
「父親に言われた通りにやったけど負けた。自分の責任ではない。」
後者は
「自分で考えて試してみたけど負けた。自分の責任だから次回までに練習を頑張る」となっています。


同じ剣道の試合におけるワンシーンですが、親の言動一つでここまで子供の意識が変わるんだなと感じました。


ちなみに娘は先日行われた市の大会でも個人戦で優勝することが出来ました。本人が強くなっていることを周りの先生方にも評価していただき、父親としても嬉しく思います。
事実、以前と比べると大会でも上位に進めているので、成長しているのだと思います。

前置きがかなり長くなりました(笑)
これを識学に当てはめます。


識学では、上司は部下の経過に口を出しません。
明確な結果のみを設定し、プロセスは自分で考えさせます。
何故なら、経過に口を出す(アドバイス)することで部下は「○○部長に言われた通りにやったのに出来なかった」と免責を発生させる要因になるからです。
また、訪れた結果に対して自分の責任だと認識することが出来なくなるため、「自分に何が足りなかったのか?」
という不足を認識することが出来ず、成長しません。


正に上に記載した娘の例と一致すると思います。
部下にやり方のアドバイスを出すということは免責を起こさせるだけでなく、部下の成長さえも奪ってしまう結果にもなってしまうということです。
目指すゴールを明確にし、やり方を自分で考えさせる。
そうすることで結果を迎えた時に、自責で捉えさせ、何が足りなかったのかを明確にする。
足りなかった部分に対して行動を変え、次回埋めていくことで人は成長していく。


私は娘に対し
明確な結果として「次の相手に勝つ」という設定のみをし
やり方は本人に任せる。結果を自責で捉えさせ、次に向けての課題を自分から出させる。
ということを実践してみました。
結果、良かったと感じています。

今後もこの手法は続けていこうと考えています。
識学とスポーツは相性が良いのだなと実感できる経験でした。

識学認定講師

酒井悠矢


ピーアップへ入社後
店長、マネージャーを歴任。

マネジメントを経験する中で
直属の上司であった当時の副社長川名(現:ジョブアップ代表取締役)より識学に基づくマネジメントを学び、自身の行っていたマネジメントや組織の中に多くの誤解や錯覚があったことに気付く。

同時に、識学を更に学ぶことにより自身の尺度を高め、市場に貢献していきたいと考え、識学講師になりたいと決意。
通信事業からコンサルティング事業へ異動し、2019年より識学講師として稼働。​​​​​​​

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