流行っていたのになぜ?ビジネスが衰退していく理由

私は識学講師になる以前はサッカースクールの運営を行うなど、自分で会社経営をしていました。

私が運営していたサッカースクールの中には、設立7か月で100人以上の入会者が集まったスクールもあり、当時はかなり上手くいっていたと思います。

しかし数年後、100人いた選手の人数は半分以下まで減ってしまいました。

なんで?

運営方法や選手たちへの接し方含め、何かを変えたわけでもないのに…

いったい何が起こったのか?

当時は明確な理由が分かりませんでしたが、識学を学んだ今なら理解できます。

その最も大きな理由の一つとして「有益性のバランス」が崩れてしまった事が考えられます。

人と人は有益性で繋がっています。そして、組織と人もまた有機性で繋がっています。

このバランスが崩れてしまうと、人は違う有益性を求め離れていってしまうのです。

そのため組織のリーダーは、常にこの有益性を確認する必要があります。

なぜなら有益性は「時間の経過とともに変化する」からです。

私がスクールの運営をやっていた地域は当時、平日練習を行っている少年団等が少なく、サッカースクール自体もほとんど存在しませんでした。また、この地域の指導者は昔ながらの指導者が多く、「怒鳴る」「威嚇する」といった指導が横行していました。

その為、「平日も練習したい」「楽しくサッカーがしたい」というニーズが、我々のスクールと上手くマッチした為、そこに有益性を感じた選手・保護者たちが集まってきたのです。

しかし数年後、強豪チーム・スクールがその地域に多数新規設立されたことにより、地域のサッカーレベルが大きく向上し、「楽しさ」よりも「もっと上手くなりたい」といったニーズがその地域で強まってきました。

サッカーは楽しんでやるものだと考えていた私は、何となく求められているニーズが変わってきている事に気付いてはいたものの、従来のやり方を変えるといったことは一切しませんでした。

その結果、私のスクールに有益性を感じなくなった選手・保護者が増加し、人数が半分以下になってしまったのです。

世の中はもの凄いスピードで変化しています。その中で相手が求めることが変わっていくのはある意味当然のことです。

そこから目を背けず自分を常に変化させることが出来る人こそが、大きな成功を掴める人だと今なら自信を持って言えます。

現在ビジネスをやっているという方は、今一度「有益性のバランス」が崩れかけていないかを確認してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。


識学認定講師

澤田 愛実

埼玉県の某地方銀行にて窓口業務や個人ローン業務を経験した後、2015年に株式会社スポーツファミリーを設立。サッカースクール(関東に4校新規開校)やスポーツイベントの運営を主に手掛ける。2019年に株式会社スポーツファミリーの事業を全て譲渡し、都内の某IT会社に営業兼WEBディレクターとして入社。スポーツ関連のオウンドメディアのPV数を1年間で30倍近くまで伸ばすと共に、チームの売上を大幅に増加させることに成功。シニアスタッフからチームリードへの昇格も果たし、部下15名のマネジメントも行う。その後、より深く組織マネジメント理論を学びたいという想いから株式会社P-UP Worldへの転職を決意。識学講師として現在に至る。

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