お母さんへの誕生日プレゼント

いくつになっても、プレゼントで人を喜ばせると嬉しいものですよね。

1月9日は妻の誕生日。

私には小学3年生の男の子がいます。毎年、お母さんへの誕生日プレゼントを自分(息子)のお小遣いと不足分は私が出して用意しています。

お母さんを喜ばせたい、驚かせたいと、難しい顔で考えている姿にほっこりさせられています。

そんな息子の姿を見ていると、いつの間にか私も真剣に考えてしまっている・・・

そして私はネットで色々と検索をし、「これはどうかな?」「こんなのもあるらしいよ?」「これ良くないか?」など、口出しを毎年しています。

大人がネットで調べたものなので、そりゃナイスアイデアです。

息子も「それいいね!」と私の意見に賛同し、結局私がネットで調べたプレゼントを毎年お母さんへ渡しています。

でも、それでいいのかな?

それって、息子が考えてないプレゼントだよね。

将来、自分で考えないで、正解を与えられるまで待つ大人になっちゃうのかな。

というか、これって正解なのか?

もしかしたら、もっと良いプレゼントがあるかもしれない。

今年のプレゼントは息子に考えさせ、口出しをしないように決め、お父さんは何も言わないから自分で考えようと、誕生日10日前の年末に伝えました。

すると色々と考え始めます。息子との正月のお散歩は毎日ショッピングモール。

あれでもない、これでもないと。

どんどんお母さんの誕生日が近づいてきます。時間とともに、どんどんプレゼントの金額もあがっていきます。違うショッピングモールにも行きたいと。面白いものです。

ついに誕生日まで残り3日。

まだ何も決まっていません。

そこで幾つか決まり事だけ決めました。

  • 前日の1月8日までに用意しよう。つまり残り2日。
  • 予算は2,000円。消費税込み。
  • ららぽーとの東急ハンズと100円ショップで用意しよう。

すると、ここからが早い。

持参したメモ用紙とペンを使って、買いたいものを書いていく。

結局、2時間で完成させてしまいました。

思いが詰まっているのか、お母さんに渡す際にも、何故このプレゼントにしたのか。この包み紙の模様を選んだのはこの理由だとか、たくさん説明していました。

最初は息子に全て考えさせれば成長につながると思いましたが、ただただ迷うばかりで、良いプレゼントを探すことが目的になってしまったのか、渡す日さえ忘れてしまっていました。

迷っている息子に、「いつまでに」「予算」「どこで購入」と大枠だけ伝えたことで、迷いがなくなり、その中で自分で考えて行動することが出来ました。

組織でも同じような事がありませんか?

・1から10まで教えれば迷わなくなり頑張ってくれるが、成長を感じない。

・頑張ってくれているが、提出期限に遅れてしまう事が多い。

・遅くまで頑張っていて褒めているが、あまり良い結果にならない。

この原因は、実は私が今まで息子にしてきた事と同じなのです。

全て与えすぎると、自分では考えない指示待ち人間へ。具体的な指示を出さないと、期限も守れず迷ってしまう。

そのような時は、「いつまでに」「予算」など最低限必要で明確な「枠」を設定することで、メンバーは本気で欲しいものを探し始めます。

また、結果を迎える前に途中で頑張りを評価するのも、頑張っている姿をアピールすることが目的になるので要注意です。 皆さんも試してみてはいかがでしょうか?


識学認定講師

日暮 裕規

2005年に明治大学商学部を卒業後、大手アミューズメント会社に入社。最年少で管理職となり、60名を超えるスタッフのマネジメントを8年間従事。2014年に地元・千葉の広告会社に転職。営業職を経験後、飛び級で支社長に昇格しマネジメントを2年間従事。これまでの率先垂範、部下のモチベーションを重視したスタイルに限界を感じ、識学を導入し成果を上げた株式会社P-UP Worldに転職。識学講師として現在に至る。

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