「普通」「常識」の弊害

学生時代にアルバイトしていた本屋の話です。

そこの店長は「普通こうだよね」「常識的に考えて」が口癖の人でした。

ただ、この「普通」「常識」の定義は、その人によって異なります。
つまり人によって認識がズレるという事ですね。

おそらくこの店長は、これまでに培ってきた自身の経験や知識を基に「普通」「常識」などの定義を決めているかと思います。
しかし、これまでに所属してきたコミュニティ(学校、会社、サークルなど)は人によって異なります。その中で培われてきた「普通」「常識」の定義も人によって異なります。

つまり人の思考(考え方)は10人いれば10通り存在するという事です。そのため10人いるだけでも10通りの行動が生まれる可能性があるという事です。

そんな人たちが集まって仕事をしているので、「なんでそんな事しちゃってるのあいつは」とか「それは違うだろ」みたいな事に出くわす機会は当然多くなります。

しかし、それぞれの人はそれぞれに自分が正しいと思ったことをやっているわけです。そんな中、自分が正しいと思っていることをやったら「それは違うだろっ!」って言う事が続いていったら、「意味分かんない」「最悪」「辞めて違うアルバイト先探そう」となるのは当然ですよね。

なのでリーダーは「普通」「常識」の定義がズレないよう、あらかじめルール設定をし、誰もがそのルールをいつでも確認できる状態を作っていく必要があるのです。

・挨拶は「おはようございます」といった後に分離礼をする
・棚卸は〇〇を最優先に行う
・服装はスーツ着用、スーツの色は黒・グレー・ネイビーのみ
etc…

これなら認識のズレが起こりようがないですよね。
その上でそのルールを守れていないようであれば指摘するのは全然OKです。
ただ感情的に怒鳴ったり、長時間説教したりするのはNGです。あくまでルールを守れていない事実を淡々と指摘し続ける事が重要です。

リーダーの方は上記を是非意識して取り組んでみてください。


識学認定講師

澤田 愛実

埼玉県の某地方銀行にて窓口業務や個人ローン業務を経験した後、2015年に株式会社スポーツファミリーを設立。サッカースクール(関東に4校新規開校)やスポーツイベントの運営を主に手掛ける。2019年に株式会社スポーツファミリーの事業を全て譲渡し、都内の某IT会社に営業兼WEBディレクターとして入社。スポーツ関連のオウンドメディアのPV数を1年間で30倍近くまで伸ばすと共に、チームの売上を大幅に増加させることに成功。シニアスタッフからチームリードへの昇格も果たし、部下15名のマネジメントも行う。その後、より深く組織マネジメント理論を学びたいという想いから株式会社P-UP Worldへの転職を決意。識学講師として現在に至る。

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