catch-img

Vol.9「フラット組織から識学組織へ」株式会社YAZ 代表取締役CEO 田中康之氏

創業以来、順調に成長を続けている株式会社YAZ。大学卒業後、シンクタンク会社の経験を経て2002年に創業した株式会社YAZの田中社長に識学導入後のお話を伺いました。


創業の経緯を教えてください。


元々、大学在学中に会社を作りたい気持ちはありました。自分の視点で世の中に対して発言や意見したい想いが小さいころからあって、それを実現できるのは政治家か社長しかないなぁと高校生くらいの時から思っていました。なので高校生の時には自分で会社を創業しようとは思っていました。

大学を卒業して新卒でシンクタンクの会社に入社しましたがそこでは、なかなか自分のやりたいことは言いにくいということを感じました。やはり、独立したい=辞める人材であり会社も従業員の離職は望んでいないので、新卒の時は組織の中で自己実現や自分らしさをだすにはどうすればいいのかと悩みました。

だから、実際に創業した時は自己実現ややりたいことを言える組織を作りたいと思いました。
社名のYAZ(ヤジュ)は、私の小学校のころのニックネームなんですね。ニックネームコミュニケーションは人と人とのつながりが非常にフラットで、自分らしさを組織で発信できるように人材育成していこうというもとで株式会社YAZを創業しました。

エンジニア業界にした理由は、私が高校生の時にwindows95が発売され今後はコンピューターの時代が来るなぁと感じ、その流れに乗っていたからです。あとはもともとコンピューターが好きで大学でもコンピューターサイエンスを学んでおりました。それがきっかけとなりエンジニア業界で創業しました。



現在の組織の状況について教えてください。


現在、従業員数は70名ほどです。売上高は3月末決算で6億3000万円ほどを見込んでおります。前期が5億2000万なので売上高は121%ほどで推移しています。

事業内容は大きく言うとお客様のシステム開発をすることです。その中でも弊社の得意分野はスマホアプリ開発、ウェブシステムの開発、クラウドのインフラ構築ですね。
今は決済関係の開発が活況を迎えており、非常に多くの案件を頂いております。


識学導入前の課題


実はあまり課題があったという感覚はありませんでした。
識学との出会いは2017年ごろです。オールコネクトさんの成長にはどうやら識学がかかわっているらしいと知り、気になって安藤さんの書籍を買いました。
読んでみて「確かになぁ」という印象はありました。その後、大熊さんのセミナーに誘われて参加したのですが、そこで「なるほどな」と思いました。

ただ弊社は社員と向き合って一緒にコミュニティを作っていこうみたいなカルチャーがあり、活発に部活動等運動もやってますし、そういったところで言うと社内文化は識学とは反してました。
その他にも、私が全社員にバースデーカードを贈るとか、私が指名した社員と飲む「田中バー」とか、識学的に言うとNGなことをやっていました。
それが良いか悪いかはおいとき、それが組織作りに対して果たして成果・効果があったかを考えるとあったとは言えないかなぁと思います。


フラットな組織から明確なピラミッド組織の識学を導入すると従業員から反発はありました?


そうでもないですね。フラットな組織運営をしていたのは従業員数20人くらいのときまでで、40人を超えてきたころから中間管理職を設けたんですね。その時から既にフラットではない組織にしていました。

ただ、フラットの名残が私に残っていたところはあります。制度的には中間管理職を通して話すということはもちろんしていたし、会議等はできるだけ部下に任せていたし識学のような組織運営はしていました。

組織を拡大するために管理職には部下の評価指針を出させて私が承認し、業績賞与の権限も中間管理職に与え私が承認する等はしていました。
以前から識学的なことはしていたので、識学の内容を聞いて「確かに!」と納得できましたね。



何が決め手で識学導入を決意していただきましたか?


大熊さんのセミナーを聞いて非常に納得したので、自分でも識学のようにやってみようと思ったんですね。その後、部下の執行役員もマネジメントで悩んでいる様子だったので大熊さんのセミナーに参加させました。

それで部下から識学を受講したいと権限要求があったので受講を決意しました。費用感に関しては採用コストに比べると安い印象でした。


担当講師が大熊で良かった点はございますか?


迷いを消してくれる点ですね。
以前であれば、部下が目標未達成になりそうなときは自分の思い描く姿にならないので、私自身が不足をすべて補って組織として達成してきたんですね。

ただ、部下の経過に介入することが部下の成長を阻害することにつながっていると明確に仰っていただいたので、部下を成長させるという点で迷いはなくなりましたね。


識学導入後は組織にどのような変化がありましたか?


組織の中で共通言語が生まれてきてますね。

今年1年間の中で役割定義と評価を大幅にリニューアルする予定です。

いままでやってきたことの無駄な部分を全て排除して、事実に基づいたマネジメント・評価に移行していこうと思っています。
エンジニアに関しては評価が難しいので、以前はプロセスの報告をさせていました。でもそれは成果視点を助長してしまうので良くないなと思い、事実の結果のみに対して評価をしていくという形に変えます。

現在、部下に権限移譲しており今後は私が終える業務が増えてくるので、これまで出来ていなかった分野への投資など、社長の本来の役割を全うしていきたいと思います。


企業情報​​​​​​​

株式会社YAZ

代表取締役CEO

田中康之様

ホームページ:https://www.yaz.co.jp/

事業内容:システムの開発構築/Webサービスの企画開発