導入事例

「士業としての識学」

株式会社エンコネクト 代表取締役 高橋 輝典 氏

北海道生まれ。幼少期から家業である農業を通し、経済に関心を抱く。
IT技術に興味を持ち釧路工業高等専門学校に入学、電気工学、電子情報システム工学を専攻し、2009年パナソニック株式会社に入社。
本社の生産技術者としてiPhoneや自動車の精密部品の製造システムに携わる
2015年独立し、WEB系エンジニアとしてエンコネクトを創業。2018年株式会社エンコネクトを設立し、現在に至る。
補助金を取得するスキームを用い、「実質0円ホームページ制作」をキャッチコピーに2020年は500社に上る企業からの案件を獲得。
3期目に識学を導入し年商3000万円を2億円に成長させる。
その傍ら2020年8月21日一般社団法人Noahを立ち上げ、起業したい若者に向けて講演活動やコンサルティングをしている。


識学導入前の組織課題


有馬:識学を導入いただく前に抱えていた組織の課題はなんですか?

高橋:2019年から2020年にかけて急激に売上が伸びたんですが、それに伴ってとにかく人を増やさなくてはというフェーズでした。人が急激に増えたことによって、体制もバラバラ、役割もバラバラ、チームもバラバラで、その時その時で人を当てはめていて、何とか回していたのがその時期でした。だから不平不満があったりとか、誰の指示を聞いていいのか分からないとか、自分はどういう役割なんだとかっていうのが本当になくて、あのままいっていたら組織が崩壊していたような、そういう状況の中で何とか組織化できないか考えていたというのが、当時抱えていた課題ですね。

有馬:御社の設立は2018年ですよね。識学を導入していただいたのが今年(2021年)の1月のタイミングなんですけど、その前のタイミングで何名ぐらい人数が増えたんですか?

高橋:ずっとデザイン会社として4名でやってたんですが、社内の人間で10名ほど、外注を入れるとだいたい30名位の人間を動かすような規模に1年でなったという感じです。

有馬:そこで先ほどのような弊害が出てきたということですね。

高橋:今までは僕と3人位のデザイナーだったんで、密に話したりすれば上手くいっていたのが、どんどん誰かに指示をしなかったら回らなかったり、僕自身も一日中アポをしているので業務が回らないという状態が起きてきました。なので誰か僕の代わりが出来るような人間を育てていかなければいけないと考えましたね。2020年は恐らく1日も休まず、睡眠時間3時間みたいな状況で働いてたので、それを何とか改善したいというのはありましたね。

有馬:最初は高橋様に報告も権限も意思決定も、全部集約された状態ですよね。相談とかも全部くる感じで。

高橋:実務もコーディングもデザインも全部していたので、かなり忙しかったですね。

識学導入の背景


有馬:初めてお会いしたのはWEBで、そのあと直接お会いしましたよね。導入を決意したポイントはどんなところだったんですか?どこが刺さりましたか?

高橋:有馬さんに「組織課題を改善できますよ」と自信をもって言われれた点が一番大きかったです。僕自身それに対する解決法を持っておらず、何をしていいのか分からない状況だったため、ここまで言うなら信じてみようという感じでしたね。当時の僕としては凄い高額な投資だったので、「お願いします。期待してます」みたいなLINEを送ったのは覚えています。有馬さんの「任せてください」というその一言が、ある意味で導入のきっかけになったかとは思いますね。

有馬:実際に導入を意思決定される際、そこまで踏ん切れない人の方が多いと思いますが、何が一番大きな違いでしたか?

高橋:その時必要だとなぜか感じたからですかね。直感というと言い方は悪いですが。
今すごく会社が伸びていて、新規営業は取れてる、売上も伸びている、仕事も放っておいても来るような状況ではあったんですけど、それを回そうと思ったら社内体制をしっかりしないと「新規で獲得したクライアントの信頼をことごとく潰していくな」というのは凄く感じたんですよね。
あと僕1人でやる限界を感じてたっていうところもあって、有馬さんとお会いした時に「その課題を全て解決できます」と言っていただけたので、弊社の課題とタイミング的にも合致したって感じですね。ただ金額を聞いたときはちょっと驚きました(笑)。

有:でも今は、その倍以上ですよね?

高橋:おかげさまで昨年(2020年)は、7倍ぐらい伸びました。それが達成できたのは「体制を整えたことで自分の役割が明確になった」ことが大きいのかなと思います。
ベンチャーというか個人事業から立ち上げて、なんとなく法人化させて売上伸びてきたぞっていう時に、目の前の事をこなすことに必死で、将来はあまり考えてなかったというが正直な所でした。組織の体制を整えたことで自分が3年後5年後の姿を考える・見る立場なんだという自分の役割がはっきりしたこと、これが一番最初に識学を通じて学んだことです。現場の人間、上司、社長は全て目線が違うという仕組図は凄く印象に残っていて、いつもそれを意識しながら3年後5年後っていうのを考えるようにマインドが変わったなと思います。今までは日々の仕事に追われていて一番しなければならないことが出来ていなかったので。

有馬:仕組図で一番印象に残っているところは「位置の錯誤」ということですね。

識学導入後の社員からの反応


有馬:今回識学を導入することで、スタッフからの反発とかってありましたか。

高橋:特に反発等はなかったですね。「これだけお金かけて投資するから」と伝えると「えー!?」みたいな反応でした(笑)。
ただ、安心はしていたと思います。今まで体制がぐちゃぐちゃしていたのを、ここまで投資して社内体制を整えようとしてくれているんだっていう反応になったので。
そこから上司を決めて組織を作ったときに、最初は「なんであいつが上司なんだ」みたいなのが少しあったんですけど、ちゃんと役割を付けたことによって、今はそういったのは全くないです。半年ぐらい経ってやっと組織図が機能してきたなっていう感じはありますね。

有馬:半年でここまで成果が出ているというのは、やっぱり高橋様の中で何が一番大きかったですか?

高橋:役割をちゃんと認識するようにした事じゃないですかね。上司と部下の関係とか、自分自身の立場を認識したこと、姿勢のルールで規律を作ったことが大きいのかなと思っています。それに基づいた考え方で普段も発言・指示をするようになりました。課題は完全結果できちんと伝えきれていない点がまだ残っているので、そこの部分を改善していきたいと思います。

識学導入後の変化


有馬:識学を導入して、高橋様の中で一番変わったなということはなんですか?

高橋:一番大きかったのは、毎週お会いさせてもらって振り返りの時間があった所です。毎回学びの中で、第三者目線でコンサルしてもらえた点は良かったですね。
今もLINE とかで有馬さんが「自分を使い倒してください」と言ってくれてるんで、「組織でここってずれてませんか」など定期的に質問をさせていただいています。それに対してはっきり「それは違いますね」「それはいいですね」など答えてくれるので、その部分が自分の組織作りの軸になっていますね。そこが自分の意識的な変化の所で、すごく大きいかなとは思ってます。

有馬:先ほど「位置の錯誤」の仕組図が印象に残っているとのことでしたが、それ以外に識学のトレーニングで印象に残ってることはありますか?

高橋:全て印象的ですが、強いて言えば「識学とは」っていう所が一番重要だと思っています。「その人の可能性を最大化するために、勘違いや誤解を起こさないようにする」っていう部分が大事で、指示も考えもお客さん対応も、勘違いや誤解が起こっている現場がたくさんありすぎて、そこが上手くいかない要因だったなって昨年を振り返って思ったんです。
なので常に「乖離が起きてないかな」とか「勘違いしてないかな」といった部分を意識しています。僕の言ってることと部下が思ってることが違うことによって、部下が「出来た」って思っても、僕がみたら「出来ていない」。だから評価されないっていうここのズレは、様々な場面で起きやすいと思います。
僕と社員はズレがなくても、管理職と一般社員になったときにズレが起きてしまうということもあります。なので今後は社員達にも識学を落とし込んでいくことが大事だなっていう風に感じていますね。

士業としての識学


有馬:高橋様はどちらかというと感情で動くタイプじゃないですか。識学を入れることに、高橋様の中で違和感とかなかったですか?識学とは真逆じゃないですか?

高橋:だからこそ「弱いところを補強したいな」という感じでしたね。僕はゼロイチで新しいことを生み出していったりとか、作ったりとか、人と人とを繋げたりとかっていう、作る方が得意なんですよ。だけど、識学ってある意味「守りの徹底」だと思っていて。基盤を作って流さないと組織って動かないし、売上も上がっていかない。その守りの部分を外部委託じゃないですけど、お任せしたような形なので。

有馬:攻めと守りのハイブリッドみたいな感じですよね。

高橋:僕は攻め特化型みたいな感じなので、識学があるんで安心して攻めれたっていう感じです。これからも新規事業を立ち上げていく中で「こういう風に組織を作っていったらいいですよ」っていう、攻めながらすぐに守りの話ができるのが良かったです。ある意味で「士業」みたいな感じですよね。「法務面」「税務面」の中に「組織面」みたいな。識学のおかげで、安心して組織を伸ばせたのかなと思っていますね。

今後の展望


有馬:今後の高橋様、エンコネクトの展望を教えてください。

高橋:今は3年で10億っていうのを目指しています。
あとは上場するかどうか分からないですけど、上場を視野に入れたときに、土台に識学があったことが良かったと思っています。これまでの半年間でつくってきたことが、今後のベースになる。識学の考え方を次の管理職の人たちに落とし込んでいく所が、次の僕の課題です。ソシキサーベイ等のツールも上手く活用して、強い組織をつくっていきたいです。

有馬:弊社P-UP Worldから識学を受講していただいた訳ですが、ずばり感想をお願いします。

高橋:導入する前、識学について調べた時に「部下と上司を離さなければならない」「徹底的に会わないようにしなければならない」っていうのが出てきて、僕の性格的にそれは不可能だったんですね。仲がいいので。有馬さんが良かったのは「必ずしも識学通りではなくてもいいんですよ」と言ってくれたことなんですよ。その組織に合わせて、識学のやり方をオーダーメイドで取り入れていくことが、その組織を良くしていくことなんですよって。たぶん一から十まで全て識学の理論通りだったら、こうはいかなかっただろうなって思っていますね。

有馬:それが一番うれしい言葉ですね。我々はP-UP World式の識学。これからはエンコネクト式の識学をつくっていただきたいですね。

組織作りなら識学


有馬:最後に伝えておきたいことは?

高橋:識学は最初こそ資金がかかりますけど、ビビらずにやってみてほしいですね(笑)。やってみないと分からないですから。経営者は事業や特定の分野においてはプロフェッショナルなんですけど、組織を作ることについては学んできたことってないと思うんですよね。そこを経営者が学ぶことで、好きなこと、やりたいことができる。また、今の技術を長く残していけるようになる。そう思うと、一番いい投資なんじゃないかなと思いますね。

有馬:本日はありがとうございました。

企業情報

株式会社エンコネクト
代表取締役 高橋 輝典

事業内容 Webサイト制作/イベントサイト運営/集客コンサルティング

ホームページ https://enconnect.jp/

担当講師

株式会社P-UP World
組織コンサルティング事業部

有馬 大悟

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