導入事例

「採用基準を明確にして人材不足を解消」

株式会社tact 代表取締役 上野 朋子 氏

創業の経緯について教えてください。


 

看護師免許を取得した頃に訪問看護事業があることを知り興味を持ってはいました。看護師として子育てもしながら20年間勤めいろいろな看護を経験し、その看護スキルやキャリアを積む中で子育てがひと段落し訪問看護がフランチャイズ化している事を知り、看護師が経営者ならもっと看護師同士で協力しあって3K「汚い・キツイ・危険」と言われる看護職を「感動・感謝・貢献」の3Kに変え患者様にしつかりと向き合い寄り添った質の高い看護が提供できるのではないか?と思い創業し訪問看護事業の開業を決意しました。

導入前の組織の状況


 訪問看護ステーションを立ち上げるにあたって、看護師が常勤で2.5人は規定上必要なんです。そこが不足すると営業停止になってしまうので採用の部分が非常に重要で、紹介業者さんにお願いしたり、知人に声をかけたり、良い条件を出すなどして求人していました。でも、全く応募がなかったり、入社して訪問件数が増えてきて、緊急のオンコールを持つようになると退職されたりと慢性的に人手不足が続いている状況でした。なので、自分で営業に行って、事務作業もして、看護の現場にも行って、と、常に忙しく夜遅くに仕事を追えるような日々が続いていました。
 私も長く勤めてきた経験があるので、働きやすい職場を作るために従業員がやりやすい環境だったり、要望を上げてもらったりしてもらって、一つ一つ実現して仕事に専念できるような環境を作ったり、訪問看護の経験がない従業員ばかりでしたので出来ない所をフォローしたり、待遇は他と比べても良くしたり、やれることは取りあえずやってみたのですがそれでも従業員が定着しなかったり、採用できなかったりと、とにかく慢性的に人手不足だったのが識学を導入する直前(2020年7月ごろ)の課題でした。

識学を知ったきっかけ


 これは何とかしないと思って、いろんな経営者さんの話を聞いたり、いろんなセミナーにも参加したりしたんですけど「組織作りは重要」ということは分かったんですけど、具体的に何をすればよいのかが分からずしっくりこないセミナーばかりでした。
 識学はFacebookを見ていて良く広告を拝見していたので識学の存在は認識していたんですけど、「ちょっと怪しいなぁ、大丈夫かなぁ」っていうイメージがありました(笑)。でも、成長されている経営者のお話を聞くと識学のマンガの内容と言っていることが一致していて、たまたま私の知人の経営者に相談したところ、その方も識学を導入されているとのことで、一度話を聞いてみようと思って興味を持ちました。
 それで識学のお話を聞いて、うまく行かなかった部分や悩んできた部分がドンピシャに当てはまりもっと聞いてみたいと思って識学を導入しようと決めました。

導入後について


 識学導入前は、みんなが働きやすいようにと思い、特に明確なルールを設定せず、看護についてはスキルはあるので個人のスキルを活かして貰えればと任せておりました。ただ、ルールが無いので30分訪問の予定なのに1時間も訪問してしまってその後の訪問先に間に合わないっていう問題が発生したり残業も増え、指摘すると「いや、看護の質が落ちますよ」と反発されたりと、今思うと位置ズレ発言が頻発していて収集がついていない状況でした。識学を導入してからは、組織の明確な「姿勢のルール」を設定して組織の従業員全員の認識がズレないように資料にまとめて守らせるようにしました。新しく入社された方にもオリエンテーション時に「姿勢のルール」を説明して全員が認識できるようになりました。
 また、今までは私から従業員への指示が「不完全結果」で、指示の内容や期限が不明確だったんですね。例えば、「手が空いたら〇〇〇をやって」と従業員に指示してもいつまで経ってもやらなかったり、やったかどうかわからず再度私から確認しないと報告が来なかったんですね。それで、岩永さんに「完全結果」で指示するように言われてから、指示完了の期限を明確に設定するように常に心掛けております。「手が空いたら〇〇〇をやって」ではなく、「△時までに〇〇〇をやって、終わったら完了報告して」というようにしました。
 「姿勢のルール」を設定して守らせたり、完全結果で指示することにより、組織の中で無駄な討論や認識のずれによるロスタイムが解消されたことで、各々がやるべきことが明確になったり意思決定のスピードも格段に良くなりました。
 あとは慢性的に悩んできた採用の部分に関しても、今まではどんな人が合うのか分からずとりあえず「来るもの拒まず」でほとんど採用していたのですが、岩永さんにアドバイスいただいて「識学サーベイ」を使うようになって候補者を数値化して、採用基準を明確に設定するようにしました。どんな人が合って、どんな人が合わないっていうのが明確になって採用の部分でも非常にお世話になっております。

企業情報

株式会社tact

代表取締役 上野 朋子

訪問看護ステーション「彩 ~いろどり~」https://tact-company.com/

担当講師  岩永大作

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